カントの自由論に学ぶ
- 2017.04.5 | ストレスケア
カントの自由論と目標
自由とは、何にも妨げられずにしたいことをすることではない。
動物と同じように快楽を求め、苦痛を避けようとしている時、
人は本当の意味では自由ではない。
何故なら、それは生理的要求と欲望の奴隷として行動しているだけだからだ。
カントの言う自由な自立とは自律的に行動することであり、
それは本能の命令や社会的な因習ではなく、
自ら課した法則(目標~自覚的な行動)に従って行動することだ。
そして、この「自ら課した法則」を生み出すのが理性である。