災害後に一人でできるストレス対策・不眠対策
- 2011.03.16 | ストレスケア
震災後の眠れない状態を改善する方法を紹介します。
眠れない状態が続くとドーパミンンやセロトニンの神経伝達物質に
影響を及ぼし、生きるパワーが減退していきます。
心をしっかり支えるためにも、身体のバランスを保つことが大切です。
筋システムは身体の内部諸機能に対して、直接コントロールできる
ただ一つのシステムです。
紹介するストレッチは、筋システムから神経、脳の回路を利用して、
緊張と興奮を緩和、さらに脳の活性化を可能とします。
(筋肉⇔脳の回路の概念に興味ある方は、ウィナーのサイバネティックス1948年が詳しい)
この難局を乗り切るためにも不眠気味の方は是非、試してみてください。
就寝前のストレッチ
座ぶとん(枕でも良い)を二つ折りにしてお尻にあてます。
手は上にあげます。この状態で静かにゆっくり60数えてください。
同じように手を上にあげた状態で静かに60数えます。
深部筋をしっかり確実に緩めることができます。
座ぶとんを外して、膝を立てます。
腰を持ち上げたらそのままの状態で5つ数えます。
数え終わったら、息を吐きながら腰をストンと落とすようにして元に戻します。
2~3回行なってください。
5つ数えます。元に戻すときは、息を吐きながらです。
2~3回行ないます。(目は閉じておきましょう)
手を伸ばして正座から前屈します。
背中を良く伸ばして下さい。伸ばしたら10数えてから
緩めてください。2~3回行ないます。
最後にあおむけになってください。
手のひらを上にします。
気分を静めて、次の言葉を心で3回唱えます。
「日に日に私はあらゆる面でよくなっていく」
やさしく自分自身に話しかけるつもりで。
ストレッチ後は楽な体位でお休みください。
以上です。
1~2回すれば、スグに覚えられます。
1.2回で効果がある場合もありますが、
続けることが大切です。
不眠の解消だけでなく、体調管理にも役立つので
お試しください。