疲労について
- 2014.09.11 | ストレスケア
10月に「疲労と睡眠」のテーマの中で、フィットネス協会から
講師として呼ばれている。
そこで、改めて「疲労」について考えてみた。
疲労という言葉は、様々な分野によって異なった意味で
用いられていることに悩まされることが多い。
例えば、フィットネス分野の疲労は、
筋収縮の連続による収縮率の低下を主として表している。
また、産業衛生に関する疲労では、
過労によるうつ状態、脳血管障害、心臓疾患、
生産性の低下などの危険因子として理解されている。
また、厄介なことに、疲労は過度な活動による
「抹消組織」の低下と「中枢組織」が疲労感じる
脳疲労の両方を含んでいる。
バランスセラピー学が取り上げているのは、
心理社会的要因を背景に
思考や行動に影響を与えている「脳疲労」である。