赤松礼子のカウンセリングノート「共感」in.福岡vol.6
- 2010.11.24 | BTUブログ
人と人との信頼関係を築くには、相手の話を「心で聞く」ことが大切です。
こちら側が相手を深く「理解している」という姿勢を表すことであり、
そこに「共感」が生まれます。
それによって、相手はわかってもらえている嬉しさから
どんどん話してくれるようになります。
ただうなづくだけでも人は、「聞いてもらえている」と感じてうれしいものです。
たくさんの相づちのレパートリー持っていると、
人間としての幅と深さが増してきます。
そして、反復するだけで相手は気持ちよく話してくれます。
このとき大切なのは、相手が今がどんな気分なのかを感じ取って
そのことばを繰り返してあげるのです。
どんどん抱えている問題が明確になって、もやもやしていた気分がスッキリ!
さらに相手の気持ちに共感し、その共感を相手に伝えることができるといいですね。
共感は、「この人なら自分のことをわかってくれる」という信頼感を与えます。
人は話すことで、心がとてもラクになるもの。
もし自分のつらい気持ちや楽しい気持ちを否定されたらどうでしょう。
つねに「もし自分だったら・・・」と置き換えられる心のゆとりが大事ですね。