自我と正しさと怒り
- 2013.10.13 | ストレスケア
自我の働きにより、
「自分が正しい。間違っていない。」と思うと
怒りが込み上げてくる。
怒りは本能なので抑えようがない。
すみやかに怒りを静めることが重要である。
怒りを静めるには相手にも
自分と同じ正しさがあると理解することである。
自分の正しさは自分には使えるが他人には使えない。
本当の意味で自分が正しければ、
それを強く正当化する必要はない。
自己を正当化するのは、
そうしなければならない何らかの否定した問題があるからであり、
「間違いを認めたくない」という側面が、
強い自己の正当化につながっていく。
つまり、自己を正当化することも自己批判と似ている。
自己を正当化しなければならない自覚は
自己批判に裏付けされており、これは自己防衛反応である。