死生観
- 2012.02.18 | 自己実現/自己向上
今日は、東京校の第93回有朋会です。
さて・・・
生物の自然法則性は放物線を描く。
まさに、利用可能なエネルギーは利用不能な
エネルギーに変換されるという
「エントロピーの法則」をあらわしています。
つまり、すべての生物は、
「誕生」→「成長」→「老化」→「死」と
放物線を描いて変化していきます。
しかし、私たちの「精神性」は生物の放物線とは違い、
右肩上がりの上昇指向を持っています。
我々の精神性は死に至るまで成長し続けるだけでなく、
死後も影響を持っているかもしれません。
東洋的思想は、生まれ変わりや輪廻という考え方があり、
西洋思想的に考えれば、遺伝子が肉体を移り住んで再生されて
いきます。
その意味では「死」はないのかもしれません。
さらに人間の考え、信念、思い出など、
精神性は他者に受け継がれ生き続けていきます。
人が人生で残せるものがあるとすれば、
それは、人にしたことだけかもしれません。