予見と幸福と社会的欲求
- 2012.02.8 | 自己実現/自己向上
先に対する予見が悪ければ、
それに意欲的に取り組もうという姿勢がなくなり、
精神的にも肉体的にも体力、エネルギーがなくなります。
行きたくない会社に行くのに、
朝から具合が悪くて起きられないというのは、
異常などではなくて、健康な人であれば当然起こる反応なのです。
逆に、先に対する予見が良くて、楽しいことがあると予見すれば、
心も身体も元気いっぱいになります。
それは、これから起きることに対して過不足なく
エネルギーが用意されからです。
ですから、予見をいいものに育てていくことが大切になってきます。
会社に行くという例では、会社で自分なりに楽しいことを見つけたり、
会社に行く意味を見出したりすることが必要になってきます。
それは、現実をどのように見ていくかという「精神的視力」の問題であり、
心の熟達によって作られる「心の構え」だと言えます。
また、自分を楽しませるためには、他者に関心を持って、
他者に対して、自分がどうすれば幸福になるのかを知る必要があります。
「社会的な欲求」を満たす目標を立てることで、よい予見を持つことができ、
それに導くエネルギーと必要な直観が与えられます。