脳幹的思考
- 2011.09.26 | 自己実現/自己向上
今年は、バランスセラピー讃歌が制作され、
卒業式がよりいっそう感動的でした。
作詞家、作曲家、歌手の皆さんに、心より感謝します。
讃歌は、有朋会などでもご紹介していきます。
さて、
脳幹的思考とは、自然な思考法のことです。
思考は、大脳新皮質でおこなわれものですが、
ここでいう脳幹的思考とは、識別や分別を使わない思考法のことです。
もともと、新皮質の機能は認知です。認知は、違いを見つける働きともいえます。
つまり、識別機能です。
この識別が、「正しい、間違っている」「善悪」「健康病気」「幸せ不幸」などを生み出します。
脳幹的思考のポイントは、「極端でなく、偏らず、ありのまま」の世界を観ることです。
したがって、脳幹的思考は脳幹が持つ、
自律的に自らが調整する働きに重きを置きます。
自然とは、「自ら然らしめる」、自分自身で調整することなのです。
脳幹によって、調整されるものは、最も安定した状態です。
脳幹的思考は、私たちの作為や意図から離れること、ある意味で,いったん自分を棚上げして
静かにゆっくり、深く、自分の外の世界を観ること。そして、自分と他を区別せず、本来一つで
あるはずの世界を世界を感じること、それは、自即他の世界ということができます。