自然性を追求する新しい領域の学問
- 2011.07.28 | 自己実現/自己向上
バランスセラピー学は、
「人間の適切な生存条件は、自然のバランスの中にある」
という基本的な立場から出発しました。
心と身体を統一的に取り扱ったバランスセラピー理論の発見に加え、
従来の医学や生理学、心理学、社会学、物理学などの様々な科学的知見や
過去の思想、哲学を取り込みながら、人間の自然性の回復という目的に向かって
それらを体系化したことで、バランスセラピー学は、
全く新しい学問領域となったのです。
バランスセラピー理論から導き出された、
筋肉応用覚醒伸展法にしても、認知行動理論にしても、
それは人間の自然性を回復するため開発した技術です。
しかし、ホメオストレッチは、単なる技術ではありません。
ホメオストレッチ自体に、心と体の統一的連続性、
静寂、満足、創造、愛、自己受容、自己統合、自己実現、目標、
無から有、ゆらぎなど、バランスセラピー学の理論がすべて入っています。
ホメオストレッチの実践の中で、
理論に対する気付きと実践的理解が進んでいきます。
そして、その熟達の過程はかならず、日常生活に展開されていくのです。
従って、バランスセラピー学は、プロとしてのストレスケアカウンセラーを
目指す人たちだけのものではなくて、より良い生活を目指す社会人にとっての
自己教育であり続けなくてはなりません。
齢55の日に。
皆さんに感謝。