ストレスを解消する本当の方法
- 2011.02.5 | ストレスケア
科学的なストレスの解消法
・いわゆる心の悩み
① 人間関係
② 仕事
③ 家庭
④ 健康問題
⑤ 過去への執着
⑥ 将来の不安
⑦ 自己評価の低下
⑧ 疎外感、閉塞感(生きがいの消失)…
問題は、どのようにして、この心理社会的問題を
解決すればよいのでしょうか?
それには、何らかの方法で、大脳皮質と自律神経中枢
との間の有害な神経連絡路をたち切ることが必要に
なります。
(ここでは詳しい生理学的な話は避けるとして)
では、どのような方法が効果的でしょうか?
あなたは、その方法に何をイメージしますか。
もし、具体的な方法がイメージできなければ、
ストレス因子から受ける悪影響を避けることが困難になり、
心の悩みはより深刻な状態になり、その結果、
体調は次第に悪化していくことになるでしょう。
また、ストレス問題は、合理的にあるいは、
知的に理解するのではなく、
実践的な理解が大切になります。
「自分は大丈夫」と言っている人ほど、
ストレスを黙認している人が多く、
「自分はストレス解消している」という人ほど、
気分転換などの回避型の人が殆どなのです。
確かに、ストレスの傾向と対策は人によって異なります。
しかし、ストレス対策に根本的、原則的なものが
2つあります。
1つは、精神的ストレスを大脳皮質から
自律神経に伝える有害な神経経路の形成を防ぐこと。
2つ目は、すでにできてしまった有害な連絡を遮断することです。
次回はこの2つについて説明することにします。