卒業生活動発表会レポート☆vol.2 in福岡
- 2011.06.15 | BTUブログ
皆様こんにちは vol,1からながーく間があいてしまい申し訳ありません
5月14日に福岡本校で行われました卒業生活動発表会の発表者、お二人目をご紹介いたします。
川口教室所属の認定SCT養成科在学生福田まゆみさんのレポートです。
娘が先にバランスセラピーに出会い、親子一緒に進学しました
「私の家業はお茶屋をしています。普段はお店でエプロンをしていますのでエプロンカウンセラーかな?(笑)
バランスセラピーとの出会いは4年前です。その頃父がガンで入院することになり、とても大変でした。また長男が、警察沙汰になるような出来事もあって、さらに下の子どもが足をけがしたりと、さまざまなことがありイライラしている日々でした。娘が先にBTUのことを知り川口教室に良導に通っていました。「ストレス?イライラをとるところなの?」と、娘に川口教室のことを教えてもらい、先に娘が勉強し私もあとから勉強を始め、専門課程、認定養成科と親子一緒に進学しました。」
長男の通う施設でホメオストレッチをおこないたい!
「長男はダウン症候群です。ダウン症の子の体型は、手足が短くふくらはぎが小さいんです。胴が長いため太っているように見えます。長男にホメオストレッチをしていると、こんなに体が小さいんだ!改めて気付きました。体が小さいと体力もないので仕事も大変だろうなと思います。知的障害の子供たちは人に伝えることが難しく、家族でもわからないことがあります。家族でもわからないのに支援員さんたちはわかるのだろうか?理解する人が違うだけでも違うのでは?とにかく支援員さんにホメオストレッチをさせてほしいという想いでした。まずは施設長さんにホメオストレッチをしたいと思いましたが、なかなか受け入れてくれず、2年半かかりました。それから施設長さんから、直接セミナー依頼もあり実現することができたのです。」
僧帽筋のストレッチを2、3回すると眠ってしまう位疲れていました
「現在私が行っている活動は、長男が通っている施設の支援員さんに良導を週に一回、夕方二時間行っています。その施設で川口先生に障害者の子供をもつ親の講演会を2回行っていただき、私自身も認定養成科在学中にセミナーを行いました。川口先生のご協力により支援員さんたちに「ストレスって何?」をテーマにしたセミナーを行いました。支援員さんたちで僧帽筋のストレッチをしたのですが、2、3回しているうちに眠ってしまっている方もいて…ひどく疲れているんだとびっくりしました。」
家族、地域が障害者を支えあう社会に
「現在は、長男も施設で認められ、お給料が上がりました。大好きな歌手のCDを買うことを楽しみにしています。少し父の状態も、父と主人との関係も良くなりました。今後はお茶の仕事が忙しく6月頃からまた施設での活動をすすめていきます。川口先生のご協力により、総会で「ストレスと私たちと」というテーマで講演会を予定しています。ストレスケアを発展するきっかけにしたいと思っています。障害者自立支援法という法律が定められ、家族、地域が協力して、障害者が安心して産まれた地域で生活ができるような社会になるには、近いようで遠いような気がします。まだまだ微力ですが、みんなが生き生きと元気に生活できる社会をつくるためにストレスケア社会を目指していきます。ポストカードにも書いているように、
あなたが輝けば あなたが支えている人が輝きます
あなたが支えている人が輝けば あなた自身が輝きます
という言葉を支援員さんたちに伝えていきます」
途中、言葉につまりながらも、しっかりとストレスケアの普及への熱い想いを伝えてくださいました!福田さん本当にありがとうございました次回は3人目の方をご紹介します