過去のストレスは大病の元になる?
- 2012.07.22 | ストレスケア
「無理なストレス」に加え、過去の大きなストレスが精算されていない場合も、小さなストレスが刺激となって、重大な結果を招くことがあります。
ある女性の実際の話です。
彼女は入社してから3年間、一生懸命がんばって働きました。新人だったのにもかかわらず、対人関係もうまくこなしているように見えました。
カラダに異変が起きたのは仕事にも慣れた4年目のことです。
胃潰瘍が見つかって入院することになってしまいました。
幸い、大事には至らず、完治して会社に復帰できました。
ところが、復帰してすぐに同僚が辞めて、仕事が増えました。
すると、彼女はまたすぐに胃痛を訴えました。
退院からわずか数日で胃潰瘍が再発したのです。
最初は潰瘍ができるまで(おそらく)3年かかったものが、わずか数日でまたできてしまった。
これは何を意味しているのでしょう。
表面的な病気は完治したように見えましたが、入社当時からどんどん大きくなっていたストレスまでは癒やされていなかったのです。
過去から引きずっていたストレスは、コップいっぱいにたまった水のように、ちょっとした刺激であふれ出てしまいます。
彼女はホメオストレッチで過去のストレスを清算することで、ようやく心身共に健康になって社会に戻ることができました。