間違いだらけのストレス解消法
- 2012.01.29 | ストレスケア
何が間違いかといえば、ストレスを単に物理的な刺激として捉えることです。
例えば、暑い、寒い、寝ていない、働き過ぎているなど環境による
刺激と同様に、人間関係、人生の不安、心配などを単に刺激、圧力として
受け止め、その刺激から逃れようとすることです。
複雑化する21世紀の世界は、まさに精神的ストレスの時代です。
精神的な刺激、圧力は、受け手によって大きく変化します。
つまり、受け手の精神性が脆弱であれば、ストレスは巨大化してくのです。
(誤解がないように付け加えると、脆弱の理由は、精神運動のトレーニングが
なされていないという意味です。)
現代社会の多くの人は、この精神的ストレスをまるで物理的ストレスを扱うように、
対処しています。
イライラしていたら「カルシウムがいいよ」、「飲みに行こうよ」「カラオケに行こう」などと
自分は正しく、悪いのは、ストレスの方だと考えてしまいがちです。
これを習慣的に繰り返すことで、ストレスへの耐性がますます弱くなります。
ストレスを感じたら、回避、黙認せず、それと向き合い、自分を成長させていくことを
考えていきます。
もともと、精神的なストレス耐性は後天的に身につけなければなりません。
苦労は買ってでもせよ、とは実に的を得た言葉ですね。
向き合うことで、私たちの能力は確実に進化していくのです。
今は苦しくても、大丈夫。きっと良くなります!