家族とストレス
- 2011.12.23 | ストレスケア
ストレスが家族を蝕む
家族を考えるうえで、ストレスを見逃すことはできません。
無理なストレスから発生する怒り感情、イライラ感、不安感、
疲労感、爽快感のなさ、無気力などは家族の暖かい営みを破壊させていきます。
ストレスについて
ストレス(歪やアンバランス)はストレッサー(刺激や圧力)が強すぎる、
継続することによって発生する身体の中の変化です。
そして、無理なストレスは、自律神経系や免疫系、内分泌系、筋バランス系に
アンバランスを発生させます。
イライラがあると、心から体に内分泌系や自律神経系、
筋バランスを通じて情報が伝わり、満足できないことに対して
「戦うか・逃げるか」というストレスが発生します。
生活の中で持続的なストレスを受けた人は、ノルアドレナリンという
神経伝達物質が、過剰に発生し、その神経のノルアドレナリンの
シナプスが太くなり、受容体も増えてしまうことから、
血中のノルアドレナリンの量が多すぎて、
ちょっとしたきっかけで切れやすくなります。
このように発生した無理なストレスは、
心ではコントロールすることが難しくなっているのです。