ニュージランド地震の後の被災者ストレス。
- 2011.03.6 | ストレスケア
今日は雨の日曜日です。
先日の講演会でいただいた桃のつぼみが
開きました。
ニュージーランド・クライストチャーチ市の地元警察によれば、2月22日の大地震以降、市内では家庭内暴力事件数が50%以上増加したと伝えています。
地元警察署長は、「家庭内暴力はいかなる状況でも許されるものではない。個々のケースが最悪の事態に発展するのを防ぐことが重要だ」と語っています。(以上はウェブニュースから引用)
このような状態では、メンタルケアの前に身体的な緊張を除く必要があります。地震のショック相から反ショック相に移行している過程や、防衛期の適応症候群では、言語の介入は効果的とは言えません。
今後は、多方面から被災者の方々のストレスケアが進むことを祈念します。
日本の緊急援助隊第2陣の団長はBTUの卒業生でもありますが、人命救助の先頭に立って大きな役割を果たされたことを誇りに思います。