児童のストレス
- 2017.10.27 | 代表ブログ
ストレスと感じる対象(ストレス刺激)は、
小学生においても多岐にわたり、
家庭環境の問題から友人や教師との
対人関係における問題、勉学に関する問題までさまざまである。
ストレス刺激に耐えられない場合には、
身体面の反応(頭痛・腹痛・嘔気・倦怠感など)、
心理面の反応(うつ・不安・イライラ・不眠・無気力など)、
行動面の反応(いじめ・暴力・通勤通学に関する変化など)が
生じうるが、これは、成人のみならず児童にとっても同様の現象である。
近年、児童のうつ状態や不登校などが社会問題として
取り沙汰されていることは、周知の事実である。
とりわけ児童では、上記に代表されるストレス反応が、
やがて、青年期以降の人格の偏りや精神疾患へ発展していく可能性もあり、
早期の対処が必要となる。
研究事例1
小学校の生徒4年生77人および5年生69人
4-12日間に1回の割合で全31回 13ヶ月
ホメオストレッチ介入後、
脚長差、抑うつ・不安感情、不機嫌・怒り感情、無気力の改善
フォローアップ期間においても各指標とも悪化せず、
効果の持続が示された。
最終介入日から85日間のホメオストレッチ中断を経たのちにも、
脚長差、ストレス反応の各値の悪化はみられず、
抑うつ・不安感情に関してはさらに改善をみせた。