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ストレスとは何か

ストレス学説

ストレスという言葉は、1930年代にカナダのハンス・セリエが提唱した

「ストレス学説」の中心的概念です。

 

セリエは科学的な実験を繰り返した結果、

生体に外から加えられた有害な作用に対して

自分自身を防御する「自然の摂理」を発見し、

ストレス学説を打ち立てたのです。

セリエのストレス学説は生体のホルモン(内分泌)を

中心に説明されています。

そこで、忘れてはならないのが高峰譲吉です。

彼は世界で初めて副腎からアドレナリン

(アメリカではエピネフリンという名称が使われている。)

という物質を発見したのです。

 

このアドレナリンが世界で最初に発見されたホルモンです。

セリエのストレス学説の背景には、

高峰をはじめとする、バンティング、マクラウドのインシュリンの

発見など内分泌学の確立に貢献した多数の研究者が存在します。

 

 

まだ戦後が残っていた1957年(昭和32年)41日、

ストレスという言葉も知られていないとき、

モントリオール大学教授、ハンス・セリエが

ストレス理論の紹介のために訪日しています。

「ストレスとは人生のスパイスである」とは、

「全身適応症候群」の学説を説いたハンス・セリエが1957年、

来日した際に残した言葉です。

セリエが「ストレスとは人生のスパイス」であると述べた

理由はなんでしょうか?

 

 

スパイスの意味は香辛料や薬味です。

セリエは、人生を味わい深いものにするために、

ストレスの調整が必要だと考えていたのです。

つまり、ストレスをコントロールする意味で

スパイスを引用したと考えられます。

 

しかし、このスパイスという言葉が強い印象になり、

多くの人にストレスを「味付け」という程度に誤解させたのかもしれません。

歴史に「もし」はありませんが、

もし、セリエがこの時、

「ストレスを知らないことが最大のストレスである」と

言っていたら、現代のストレスに対する人々の

「自覚や構え」が変わっていたかもしれません。

 

 

セリエは、ストレス軽減のために次の言葉も残しています。

1・自分の性格やストレスを知ってそれをコントロールすること。

2・自分の目標を作り、それに向かって進むこと。

3・人の役にたつこと。

 

 

この3つは、現代においてもストレスコントロールの最善、最強の方法です。

しかし、残念なことに、この3つを自覚して実践的に理解している人は

驚くほど少ないのです。

 

逆に、「私にはストレスありません」

「ストレス解消にゴルフに行っています」

「私はショッピングです」などと

ストレスを誤解している人がほとんどではないでしょうか。

このことが、現代のストレス社会の最大の

問題であることは間違いありません。