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お知らせ

脳機能劣化度測定中間報告

脳機能劣化度測定


( DIMENSION:Diagnosis Method of Neuronal Dysfunction )とは

各電極毎に記録された脳電位の中 α 波の中心周波数を検出して、

その中心周波数を含む 3 ヘルツ内の脳電位を解析の対象として

得られた 値(電位の滑らかさを表し 1.0 に近いほど滑らかである。)

によって表され、アルツハイマーなどの認知症に対して

利用されている技術である。



今研究の目的は、摂食障害者と健常者のホメオストレッチ前後の

値を比較することで、 DIMENSION が摂食障害者の診断

および治療に有用であるかを検討することである。


方法として、対象は摂食障害と診断された 16

(全て女性、平均年齢 14.8 歳)、健常若年 12 例に対して、

ホメオストレッチを行う前後に測定。

同時に、 MOOD, SRS-18  2 種類の心理質問票の記載も行った。


被験者は安静閉眼状態で、国際 10-20 法に基づく 21 チャンネルで

脳波測定を 5 分間行い、 α 波のデータ解析を行い、

同時に  値を算出した。


今回の測定の結果、摂食障害者の人は健常者の人と比べ、

ホメオストレッチ前後で  値に差が見られたため、

何らかのストレスを抱えた患者の診断に有用であると示唆された。


今回の報告の結果から、

摂食障害の患者はホメオストレッチ前後の値に有意差が認められ、患者自身の心理的変化にも効果がみられた。

ホメオストレッチ前後の⊿ に解離が見られる人は

何らかのストレスを抱え、摂食障害等の診断および治療に

有効であることを示唆している。

また、脳機能測定だけでなく、心理質問票からも、

ホメオストレッチは健常者、摂食障害者ともに

有用である結果が得られています。