出版事情
- 2014.11.27 | ホームルーム
出版社社長からここ数年の出版界の雰囲気について。
1)取次は配本部数を絞っている→書店に本がいかない
2)書店もリスクをおそれて、事前に注文することを控えている
3)いわゆる「売れ線」の本以外は、ネット書店でどうせ
買われるのだから取次も書店もあまり販売意欲がわかない
実際、ほしい本があって、書店に置いてない場合は、
注文しても1週間以上かかりますが、
ネット書店は、在庫があれば翌日着できますから、
消費者側としても,そうなってしまうのは
やむをえないかもしれません。
ましてや、ここのところ書店は在庫をしぼっているのですから、
ますます、有名作家や巷を賑わしている本しか置かれないので、
この流れを加速させていくことでしょう・・・。
そういえば、私も書店に足を運ぶ機会が随分と減っています。