不登校について
- 2014.11.20 | ストレスケア
子どもが「学校に行く!」と決心する。
しかし、多くの場合にこの決心は
役に立たない。
大人が目標を作っても行動しないことを
見れば、いかに我々の決心が役に立っていないかが
理解できる。
大切なことは、決心ではなく、その人の
価値観である。
価値観は主体的な自己決定に基づいている。
自己決定しているものに、劣等感は存在できない。
仮に弱点があったとしても、それは劣等性としての
受容と客観性がある。
不登校の子どものゴールは、学校に行くこと。
あるいは、引きこもっている人のゴールは、
仕事に就くことである。
しかし、自分が疲労困憊した場所へ戻ることが自己実現であろうか?
そうでないことは、誰が考えても明らかである。
確かに、社会に適応すること、つまり、自分にとって異質な
世界を受容することは、社会で生きていくためには必要な
ことである。
だからといって、自己決定を持たずして、
多数派に紛れて行動することは危険である。
つづく。