「自分リセット。」心理カウンセラー必読ブログ 「心の基礎~楽しい~とは」in久留米 vol.5
- 2010.11.19 | BTUブログ
「心の基礎~楽しい~とは」
BTU久留米・大阪所長の永瀬です。
伏見区桃仁会病院内でのストレスケアセミナーのために、
今日は京都に来ています。
桃仁会病院には「リラクセーションルーム桃」が
BTUの卒業生の副看護部長によって設置されたばかりで
今日初めて見学させて頂きました。
患者さんが描かれた素敵な絵も飾られた、落ち着いたとても素敵な空間でした。
写真左:長南さん(副看護部長) 写真右:BTU大阪の明珍先生
ところで先週に続いて、心の基礎の二つめ・・
「楽しい」についてご紹介します。
この楽しいという状態は、他人から強制されるのではなく、
自分が主体的になって決めるということです。
罪を犯した罰として刑務所に入ると、
生活の全てにおいて自分自身で何一つ決められない、
という苦悩が課せられ、
人生で最も価値あるものとされている「自分で決める」ということが
制限されるのです。
家庭の中でも
「親は私に何ひとつ自分に決めさせてくれない」
という子供の不満は家庭内暴力の原因のひとつになります。
これは「楽しい」という心の栄養不足の現象なのです。
子供はずっと親の言うとおりにして、
自分がしたいことを我慢していたのです。
そして結局幸せになれないじゃないか・・・と叫んでいるのです。
私たちは自分で決めて、決めたとおりに行動することが、
人生の中で幸福感や満足感を得るためにとても大切なことなのです。
「リラクゼーション」は正しくは「リラクセーション」です。