中心とは何か。
- 2013.10.31 | ストレスケア
バランスセラピー学の説明する中心とは、
対照的な2点のちょうど真ん中ではなく、
足して2で割るという計算できる位置でもない。
それは、2次元の平面的なものではなく、
多次元的で常に変化する世界の位置である。
ちょうど、白黒にハッキリできないように、グレーゾーンで
人間が生きていかなければならないような世界の中心である。
中心の「中」は「あたる」という読みをする。
これは、要と同意である。
中心とは、ちょうど良いところ、調和、具合のよいところである。
これを釈尊は、極端になるな、
そして、中心にもこだわるなと説いている。
「極端でなく、偏らず、ありのまま」
自然性、調和。