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お知らせ

心は不幸に向かいやすい癖がある

プロスペクト理論(prospect theory




カンネマン&トヴァスキーら社会心理学者によって


提唱された理論。


組織論、経営学、消費者行動理論、保険・投資行動理論など


への応用がなされています。


簡単にいえば、2万円を得る喜びよりも2万円を


失う痛みが大きい。つまり、人は「得」より「損」を


大きく感じる生き物であるというものです。



 

プロスペクト理論(参照依存、損失回避、賦損効果)


を「幸福と不幸」に応用して考えてみましょう。



1. 人間の心は幸福の大きさではなく、

生活の変化からみた損得の影響を受けている。


2. 人間の幸福感は、得たものより失ったものを

重視している。失う痛みが得る喜びを大きく上回る。


3. 持っているものを手放す時の心理的負担は、

何かを得ようとする時よりも大きい。



私たちは、幾多の幸福体験を忘れやすく、

心の痛みを伴う体験を強調してしまいます。


例え、9つの幸福体験があったにしても、


たった一つの不幸な体験により、


自己評価を下げてしまうリスクを持っていることを


自覚しておく必要があります。


して、くれぐれも不幸な気分に陥らない様に気をつけたいものです