治療的自我
- 2013.09.18 | ストレスケア
自分が相手を助けたい、
相手の病気を治したいという
自我が我々にはある。
その「治療的自我」が強すぎると
相手に対して望ましい援助ができなくなる。
リラクセーションにも限界があるのに、
治療的自我が強すぎると、
医学的な専門知識もないままに
症状に深く立ち入ってしまったり、
自分の達成感のために関わってしまう危険性がある。
相談者が、思考や生活習慣の改善へ
興味が持てない場合は、
我々は援助できないので、
他の方法を勧めることも我々の役割になる。
治療することが目的ではなく、
生活体験を良く導くことが我々の役割である。