美野田啓二のバランス通信「自己受容」in東京 vol,1
- 2010.10.21 | BTUブログ
このコーナーもリニューアル。
これからはBTUの先生たちが共同で発信していきます。
私も毎週木曜日に書き込みますので、これまでどおり、よろしくお願いします。
さて、バランス通信vol,1は「自己受容」についてです。
自己受容の本質は、「自分の中に不足しているもの(ある意味では異質なもの)を取り入れる」ことでもあります。
そして、私たちの適応すべき対象は社会(他者)であると言えます。
ある種のコミュニケーションが社会統合を形成できるのは、
コミュニケーションの実践が社会性としての人間の根源的な活動であるからです。
つまり、ホメオストレッチを行うことは、
相手を感じて自己統合をする世界を広げていくことになります。 .
さらに、脳幹を再活性させる生理学的なリラクセーション状態は、
脳幹に存在するドーパミン駆動の神経核(A10神経)により、
適応に必要な活力を再生します。脳幹と脳の各部位を結んでいる神経は、
身体のみならず知的活動に伴う「快(自己受容)」を生み出していくのです。
自分の中にある正しさや合理性を外の世界の不合理や矛盾と統合させていくこと、これが自己受容の働きになります。