技術の研鑽
- 2012.08.31 | 自己実現/自己向上
30日に実施した認定者技術研修のレジュメを
掲載します。
参考にして、日々の練習に励んでください!
技術テキストがあれば、学友と練習ができます。
研修の目的
1. リラクセーション技法の基本要点を徹底理解。
a. 可動域(パワー)
b. 固定(静止)
c. 解放(弛緩)
d. リズム
2. 接触場所の正確性を確認する
3. 操作方法の基本である静かに、ゆっくり、深く(対象を大切に扱う)の徹底
4. 個体差への対応
a. 体重、身長差
b. 柔軟性
c. 可動域
d. 痛み、故障箇所
e. 年齢
f. 既往症(これまでにかかったことのある病気で、現在は治癒しているもの)
最も重要なことは、自分自身の感性を高めることです。どのような相手であれ、その相手の状態に応じた操作を行わなければ、相手をリラクセーション状態に導くことは困難になります。
自分のしたいことをするのではなく、相手の身体の様子を感じ取り、どのように操作すべきか、という感受性を得るようにしてください。技術もカウンセリングマインド(共感)を大切にしてください。
研修の方法。
技術の正確性と熟達を目指します。
評価を受ける人、採点者2名の3人でチームを作ります。採点者は、モデルと観察者に分かれて、それぞれの立場で評価をしてください。
採点が終われば検討(ディスカッション)を行い、その後、問題のある技術(2・3点評価)の修正を行います。修正時に(必ず、技術テキストを参照にすること)にチームで不明な点があれば、技術指導の担当者を呼んで確認してください。技術研修の内容は別紙。
研修時の注意点
1. 採点中は助言や技術の指導を一切行わないこと。
2. 採点者は、技術テキストを確認しながら評価すること。
3. 採点後、技術の問題点を実施者に伝え、問題を検討してください。問題の検討は10分以内で行います。
4. 問題点が把握できれば、その技術を修正するための実技を行ってください。
5. 修正が終われば、役柄を変えて、採点、検討、修正を続けます。
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