愛について
- 2012.08.20 | ストレスケア
BTU沼津の家族力講座での肩のストレッチ実習では、
教室長オリジナルの「愛」の文字が書かれたタオル
が全員にプレゼントされました。
夏は汗ばむので、相手を思いやり、このようなタオルを
考えたそうです。
一般に使われている「愛」の意味は、キリスト教の概念です。
明治から大正時代にかけて、日本人も仏教的「愛」から
世界的な潮流であった西洋の「愛」が受け入れられていきました。
例えば、「和顔愛語」という有名な言葉も、
元は、「和顔軟語」だったのです。
仏教的愛とは、愛憎、渇愛、愛着などの人間の感情面を
表すものでした。
また、仏教でいえば、「慈悲」の心が、今の「愛」ということになるでしょう。
慈悲とは、「苦しみを抜きさり楽を与えることです」
これを「抜苦与楽」といいます。
相手に求めず、相手に条件をつけずに、相手の心に共感していく、
あるいは、けっして一体となれずとも、相手との一体感、そのような自覚を持つこと。
愛の意味は、とても深淵ですね・・・。
愛は、無作為であるゆえに、自然な働きでもあるのです。