座禅
- 2012.08.15 | ホームルーム
日本臨済禅の中興の祖、白隠禅師。
1685年。現在の沼津市原の生まれです。
座禅は、安心した楽しい生活を送るための工夫、
月に一度でも、二度でもいいから、余計なことを
考えることをやめて、余計なものを見もせず、
聞きもせねという形で心を静める。それが禅。
つまり、自分や他者に対して、「少し静かにして」「黙っていて」ということです。
さて、今日のおすすめの一冊は、
座禅和讃講話 大西良慶著 大法輪閣
白隠禅師の「座禅和讃」を穏やかな京都の
語り言葉で紹介されています。
一般に難解な禅の専門知識に頼らず、
それでいて、分かりやすいのは、生活の中にある
様々な事例を出して説かれているからであります。
京言葉がなんともいえない、心地よさを覚えます。