「人の役に立つ目標」を持つと脳を元気にする
- 2012.07.26 | 自己実現/自己向上
「人の役に立つ目標」を持つと脳を元気にする
目標は大きく2つに分けられます。
個人的欲望を満たす目標と社会的欲求を満たす目標です。
前者は、自分自身を満たすための目標で、後者は、「人(自分以外の人)の役に
立ちたい」という自覚に基づいた目標です。
前者よりも、後者を達成したときのほうが脳は活性化されます。
なぜならば、人には社会性があり、「誰かの役に立っている」という自覚は自己
評価や自己存在の証明になるからです。
また、自分以外の誰かの役に立つことや他から認められることは自分自身の中に
大きなエネルギーを取り込むことにもつながります。
私の周囲でもボランティア活動を始めた途端、元気になったという方は少なくあ
りません。
目標を立てるときは、ぜひ、社会的欲求を満たす目標もつくってみてください。
「ボランティアをする」でもよいですし、「地域の掃除をする」「親を旅行に連れ
て行く」でもよいでしょう。
ポイントはやはり期日を決めることです。
どんな目標でも期日を決めなければ、実現が難しくなります。もう一つは、人か
らの評価を期待しないこと。
誰かから認めてもらうためにやるのではなく、「人の役に立ちたい」という気持
ちを満たすために行うのです。
もし、ここで人からの評価を期待してしまうと、評価されなかったときに、スト
レスを抱えることになりますので注意しましょう。
マザー・テレサはこう言っています。
「(人に役立つ行為を)誰からも理解されなくてもやり続けなさい」と。