変わらないのはなぜか?
- 2012.03.4 | 自己実現/自己向上
何百冊と自己改革の本や心理学の本を読んでも
変わらないのはなぜか?
いわゆる自分を分析したり、
あるタイプに分けたりすること自体に貧しさがあります。
自分自身をタイプとしてしか見れないから、
さらに自分がわからなくなるのです。
これらは、それなりに効能はあるでしょう。
しかし、その効能は一定不変の固定された知的理解であり、
行動させることが目的ではないのです。
問題は、自己分析ではなく「自分自身と出会う」ことです。
自分自身が気づきをしなければ、
単なる「知」の領域にとどまっているのであり、
人間の存在は「知・情・意」の全体であるのですから、
頭で分かっていても「できる」ことにはならないのです。
だからこそ、実践的理解を始めて行きましょう。
実践的理解とは、やるか、やらないか、できるか、できないか
という自分の世界に限った空想や妄想ではなく、あるいは、自分の
想定内という常に都合の良い範囲内での思考パターンから抜け出す
ことが是非とも必要です。
なぜなら、自分も含めて周りの環境は常に変化しているからです。
大切なことは、自分の中にある「憶測・予測」から実際に行動して
体験する「現実の世界」を自覚することです。
恐れることはありません。現実の世界に生きてこその自己実現
であります。
この自覚なしに、自分を変えることなど全く不可能なのです。
まず、やってみよう! これが自分を成長させる秘訣です。
そして、結果より、プロセスを楽しんでいきましょう!