本当の癒し。
- 2012.02.23 | ストレスケア
相手を理解することがくつろぎを与える
病を持った人に対して、家族が病気を治そうとして、
その人を連れて、相談に来られることがあります。
本人は、頑張って、心身ともに疲れ果ててしまって、
病気になったのに、それでも、
家族の前で元気な自分を見せようとしています。
そして、また「病気を治すという目標」を与えられて
頑張るのですが、治らないと今度は、治らない自分を
責めてしまうのです。
けっきょく、心から休める場所がないのです。
家庭の中で気が許せるような環境をつくらなければなりません。
この場合、家族に必要なことは、まず、相手を理解することです。
その人が病気であっても、家族であることに変わりはない、
それ以上でも、それ以下でもないという態度で
接してあげることが大切です。
そのためには、家族の運命を引き受ける人格と
ホメオストレッチがあれば本当に家族が癒されるのです。
自即他こそ愛の世界。
だから何よりも真に癒されるのです。