皮膚にやさしい感覚
- 2012.01.25 | ストレスケア
細胞分裂の過程で、脳になる細胞と皮膚になる細胞は、
同じ細胞から分かれます。
だから、皮膚は脳の出先機関であると言えます。
人間は、寂しいときには、誰かにそばにいて欲しいと思いますし、
ペットを飼って、触れることで優しい感覚を得ようとしたり、
毛布や枕など柔らかいものを抱きしめたりします。
それも出来ないときには、自分の膝を抱えたり、
自分で自分を触ったりしているのです。
皮膚は柔らかい光や、優しい感覚を求めています。
生命には、集団欲という本能的な欲求がありますから、
皮膚を怒らせるとやっかいです。
触れることは、触れられること、
そして、それは自己存在の確認でもあるのです。