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お知らせ

独り言

苦労はそれを人に言うと身につかないという。

身につかない苦労は、しない方が良い。


苦労は、出産に似ている。

新しい生命の誕生も新しい精神の誕生も

そこには、必ず苦痛が伴うものである。



自己成長は自己教育に他ならない。

現在の自分からどのような自分になるかという

強い時間的展望のイメージと自覚がいる。

その自覚が自分自身の中に存在している才能を

引き出し、伸ばし、発展させていく。

脳はその展望の自覚の強さに素直に感応するものである。



満足とは上手なあきらめではない。

満足とは、自分自身の内的エネルギーが

満ち溢れている状態である。

満足は、戦うことも逃げることもなく、

そこにある事実を無為自然な感性で受け止めていることである。


技術は術である。

術は、一種のアートであるから、感性が求められる。

感性とは幸せの元になるものである。


だから、技術を施すものは、自分自身が幸福でなければならないと思う。

幸福とは、それ自体が他愛的であるからだ。


幸福には、自律性がある。自ら調整するという意味である。

したがって、外的要因で幸福になれるわけではなく、

人格の成長によってのみ、ヒトは幸福になれると思う。



今の自分は過去の集まりである。また、この自己は、過去と決別して、

未来を予測する。

この自己存在の矛盾をどう考えるのか。


過去と現在と未来は、統一的に連続している世界である。

つまりは、時間的展望としての過去であり、現在であり、未来なのである。

そして、時間的展望の中心は「現在」である。

現在こそ、極端でなく、偏らず、ありのままの世界。


「切に生きる」というが、今に生きることこそが、

「ありのまま」である。


ありのままに生きよう!