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心を癒す技術・バランスセラピー誕生秘話 特別レポート ~スズケンメルマガより~

心を癒す技術・バランスセラピー誕生秘話

特別レポート ~スズケンメルマガより~

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なぜ、幼児期から小児ぜんそくや吃音

アレルギー性湿疹やケガ、

交通事故など様々な病気で苦しんできた彼が、

全国にストレスケア教育を専門とするスクール

BTUを30教室展開するにいたったのか?

 

〔美野田啓二代表 プロフィール〕

独自の研究と考察を重ね、ストレスケアの新領域を開く。

養成されたカウンセラー資格者は国内だけでなく海外でも活躍中。

幅広い経験と見識を備えたカウンセリング・セッションでは、

「明快で分かりやすい」「将来の展望が明るくなった」など

受講者に希望を与え続けている。

公益社団法人・認定マスター・マネジメント・コンサルタント、

法務省福岡少年院篤志面接委員理事など。早稲田大学、

日本大学前期博士課程修了。日本心身医学会会員・

日本認知行動療法学会会員。

 

1、バランスセラピー誕生の経緯とは?

職業選択の理由は、幼児期の体験に強い影響を受けると言われて

います。バランスセラピーは、私の経験と実証を積み重ねてきたもの

を独自の手法で構築し、体系化したものです。なぜ私がストレスや

脳、筋肉に着目し、BTUを創業したのかについてお話ししましょう。

ふり返れば、私の場合、幼児期から青年期にかけて、強いストレス

状態にありました。

ストレスの影響が大きいとされる小児ぜんそくや吃音に悩んでいた

時期もありました。不適応のためか、交通事故、ケガ、腰痛や

内科的な病気にも苦しみました。ストレスと病気の関係を

身をもって経験したわけです。

当然、ここから逃れたいために、可能な限り本から知識を得ようと

しましたが、そこから結果が出ることはなく、悶々とするばかりで

した。しかし、私の人生を変える出来事が起きました。

それは、20代の始めアルバイト中に足を滑らせて、

煮えたぎったスープを浴び、全身にやけどを負って

しまったのです。そのため40日間の入院をすることになったの

です。

医師からはこう告げられました。「残念ですが、将来までやけどの

ケロイドが残り、膝も曲がらなくなる可能性が高いです」この時、

すでに事実に対して抵抗する力もなかったのか、不思議と怒りや

否定の感情はなく、平静な状態でその事実を受けとめたことです。

その結果、担当医が予想する後遺症もなく、やけどの痕も極めて

軽微なものとなりました。

この出来事をきっかけに、人が生きていくためには「力を抜く

こと(=脱力、リラクセーションの状態になること)」が大切だと

考えるようになり、その方法について模索、研究し始めました。

その結果、生まれたのがバランスセラピーです。

いうまでもなく、「脱力」を意識した私はその後、病気やケガ、

事故などのトラブルが減少し、緊張を解放する技術が向上するに

したがって、私自身の自己評価も高まっていることを自覚しました。

そこで、リラクセーションを生涯のテーマにしようと決心した

のです。

 

2、バランスセラピーとは?

いかに脱力を得るかという問題は、人間が生物的に緊張しやすい

(闘争か逃走かの本能)傾向を持つ以上、簡単ではないことは良く

知られています。瞑想や自律神経訓練法の効果に個人差が大きい

ことを見ても理解できるところです。したがって、まず受動期として

容易にリラクセーションの状態を得られる援助を受けることが

必要です。その後は、能動的にストレスコントロールが可能に

なるように、さまざまな技法を身につけることが好ましいでしょう。

このように、受動期から能動期までのストレスケアの体系を

バランスセラピー学といいます。

バランスセラピー学は、次のバランスセラピー理論、アローバラ

ンスグラフ、ホメオストレッチ、カウンセリング(信頼関係の構築

技法)の4つで構成されています。

 

バランスセラピー理論:

人間の適切な生存条件を自然界のバランスの中に見出す。

偏らず、極端でなく、ありのままの存在論・認識論・価値論です。

生活技術として「自分とのかかわり方」「社会とのかかわり方」

「自然(身体を含む)とのかかわり方」を再構築する。

生活体験を価値あることとして受け止めることなど。

 

アローバランスグラフ:

ストレスの状態を客観的に測定し評価するためのもの。

抹消神経と中枢神経の相互関係から体や心、行動

現状を読み取ります。

今後のストレスへの対策を考え、効果測定に使用する。

ストレスを定量化し、ビジュアル化して相談者へ

説明できることを可能としています。

 

ホメオストレッチ:

筋肉と脳の関係から筋バランスを回復して脳のバランス、

ホメオスターシスを正常化させる。

過剰なストレスを解放するための身体への介入法です。

 

カウンセリング:

信頼関係を構築するための面談法。信頼関係が構築できな

ければ援助が成立しないので、信頼を勝ち得るためのスキ

ルを身に付けます。

 

これらは相談者にリラクセーションの状態を作り出し、

思考や生活習慣を改善させ、あるいは不定な愁訴を

解消する目的のために、効果的に、しかも安全に行える、

体系だったリラクセーションプログラムです。

 

3.ストレスケアと生涯学習

~知的側面に働きかけることにより自己評価を高め、

個人の能力を生かす能力の獲得~

 

ストレス解消といえば、今日でも「カラオケ」や「旅行」などの

気分転換が主流です。まるでストレスが悪いもののようにとらえら

れています。ストレスを無視、黙認するケースも珍しくありません。

本来、ストレスとは、生体側に発生したアンバランスな状態を意味

するわけで、満足できないことや思い通りに事が運ばないことに

よってイライラすることではありません。

これらはたしかにストレスの種ではありますが、ストレスそのもの

ではありません。例えば、道を歩いていて石につまずいたと

しましょう。

つまずいたことをどう受け止めるかが大切であり、その受け止め方

によって生体側に落とされるストレスに大きな差が発生するのです。

誰が石を置いたかと怒鳴ればストレスになるし、先にある危険を教え

てくれたと受け止めればストレスにはならないのです。問題なのは

体験そのものではなく、体験後の感情ではないでしょうか。その

感情を穏やかに保つためには、生涯学習として、自分の性格を

知り、ストレスを知ることです。

また、人生で乗り越えていかなければならない諸問題に対して、

自分の人生の栄養になるような意味を発見することが、ストレスを

回避、黙認することより、優先して行わなければならないことでは

ないでしょうか。

病気に対しても、単に私たちを苦しめるために起きているのでは

なく、これまでの思考や生活習慣が無理な状態にまでなっている

ことを知らせてくれる生体のメッセージとして受け止めるほうが、

病気の原因を改善する方向を持つ意味からしても、好ましいと

いえるでしょう。

悪いのは病気で、自分は間違っていないという観念はますます

病気を複雑にしているように思います。

このように、ストレスケアを進めていくうえで、生涯学習

(情動教育)の重要性を提唱しているのです。

 

4.バランスセラピーの日本での現状

バランスセラピー学は行動変容を目的としています。そういった点

では、極めて広範囲なものを扱うことになります。例えば、心理

療法家は神経症、境界例、精神病という具合にその対象が限られて

います。

しかも、これらは相互の関係や連続性があります。しかし、バランス

セラピーの対象(カウンセリングの対象)は多様で、しかもその

連続性が見いだせないものが多いのです。例えば、親子関係、

職場の人間関係、夫婦問題、育児問題、人生観の問題、

非行問題、経済的問題、老後の問題など実に多様であり、

これらが独立した問題であることがわかります。

カウンセラーが特定の問題の専門家になると、心理療法家と

変わらなくなります。これはスペシャリストであり、その点、

バランスセラピー(ストレスケアカウンセラー)はゼネラリスト

です。

しかも、これほど多様化している問題に対して、言語だけの

コミュニケーションでは限界があると考え、問題を乗り越えようと

している人へ、乗り越えられる身体的条件を構築する

ホメオストレッチをカウンセリング時に行うことが大きな特徴です。

問題が何であれ、まずその事実を受け止めなければならないこと

を考えると、これまでのカウンセリング技法と比較しても、

ホメオストレッチの援助効果は大きいでしょう。

このような技法は認知される以前は例外なく、しばらくの間、

限定された教育機関で人材が養成され、その援助法も限定

された場所で行われることになります。

現在、ストレスケア・カウンセリングとバランスセラピー学教育

を提供施設(BTU)は全国で30箇所あり、年間で延べ

6~7万人の人がホメオストレッチによるストレスケアを

受けています。

また、社会人の生涯学習として入学する人は年間300名

程度です。このような状況の中で、バランスセラピーは

さまざまな成功例を構築してきています。

ここでは、個別の事例は紙幅の関係から略させていただき

ますが、どのような職域で利用されているのかを説明します。

 

家庭:

親子関係の再構築、引きこもり、母親を軸としたストレスコントロール

職場:職域でのストレスケア

教育:

矯正教育現場、義務教育現場、私塾現場などでの教育と

リラクセーション

医療:看護関係者のストレスケア、外来でのリラクセーション提供

 

5.バランスセラピーの今後の展望

現代社会に蔓延する過剰なストレスは心身症的症状、神経症的症状、

行動障害、認知・思考障害などを引き起こしています。その結果、

残念ながら目を覆うような犯罪をはじめ、自殺、不適応が増加傾向に

あります。このような社会的病ともいえる状況は、現代の過剰な

ストレスとは決して無関係ではないでしょう。

ストレスをコントロールしていくためには、自分自身を自覚的に

成長させていく事が必要になります。日々の生活の中で出会う

様々な不合理が出来事をどう考え、どう乗り越えていくかという

精神性の成長です。

また社会の変化が速まるなか、刺激の多い日常生活で蓄積していく

ストレスを緩和させる方法を知らなければなりません。

ストレスケア・カウンセラーの人材養成とリラクセーションの

研究成果を発展させ、人類共通の知的財産を構築し、

誰もが意図的にストレスを解消することができる環境を

作り出し、効果的なリラクセーション技法の普及が

急務であると考えています。

 

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