今こそ、実効性のあるメンタルヘルス対策を!
- 2018.07.18 | 代表ブログ
厚生労働省が7月に発表した2017年度の労災補償状況によると、
仕事が原因ですでにうつ病などの精神障害を発症し、
労災認定を受けた人は前年度比8人増の506人と、
過去最多を更新した。
改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度
(平成. 26 年 6 月 25 日公布、平成 27 年 12 月1日施行)
の施行は記憶に新しい。
ストレスチェックとは、
定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、
本人にその結果を通知して、
自らのストレスの状況について気付きを促し、
個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、
検査結果を集団的に分析して
職場環境の改善に役立てるものであるが、
残念ながら効果が出ている状況ではないようだ。
また、ストレスチェックを受けた労働者のうち、
医師による面接指導を受けた労働者の割合は0.6%に過ぎない。
6割弱の事業所でメンタルヘルスに問題を抱えている社員がおり、
その人数は増加傾向にあり、
メンタルヘルスによる休職・退職者がいる事業所の
3分の1が対策に取り組んでいない(厚労省)。
具体的に実効性のある
ストレスケアカウンセリングによる
ストレス対策の導入が見直され、
再評価される時期になってきた。
詳しくは、9月14日(金)
18:30~20:30
ガイアモーレ飯田橋セミナールーム