楽観? 悲観?
- 2016.03.11 | ストレスケア
最近、よく楽観主義という言葉を耳にします。
楽観主義で誤解されているのは、
行動が重要な要素ではなく、
「考え方」が重視されていることです。
プラス思考という言葉がそれに代表されています。
楽観主義の要素は次の3つです。
1・ポジティブな行動
2・根気と粘り強さ
3・自分の人生をコントロールしている感覚
楽観主義には、経験した情緒的な数(失意や挫折)が必要で、
そのことで感情をコントロールすることを
身に着けている点も大切です。
人間が立ち直る力は感情をコントロールする力と
深く関係しています。
また、ある研究では、楽観主義の人は、
そうでない人に比べて難題に取り組む持久力が
2倍あることも明らかにされています。
本当の意味での楽観主義の人は、
そう多くないのかもしれません。
「なんとかなるさ」は、単なる「あきらめ」であり、
どちらかというと悲観主義ということになります。
行動こそ、自体を好転させるものであることの証左です。