可動域とは何か
- 2015.04.30 | ストレスケア
今回の夏の研修では各種の技術を通じて、
可動域をはじめ、パワー、固定と解放、
接触場所、操作方向などを理解していきます。
そのため、今年の技術解説テキストには
可能な限り写真を掲載するように
編集しています。
研修に際して大切なことは、
複数の技術の手順を覚えることではなく、
「可動域とは何か」という探究心を持って、
知識ではない経験的な感覚や感性を身につけることです。
バランスセラピー学が説明する可能域は、
一般的な整形学的可動域ではありません。
つまり、身体の各関節が運動できる範囲 ではなく、
リラクセーション反応を引き出すための適切な筋緊張の
伸展制限と同時に身体的、心理的な負担がかからない範囲です。
そのため、操作は常に「しずかに、ゆっくり、深く」
という技術者の感性を引き出す原則に基づいているのです。