ストレスケア・カウンセリングとNBM
- 2015.01.7 | ストレスケア
カウンセリングの現場は、
人間の生き方に関連した様々な苦悩に
関する物語を通じて起きる感情の変化と
向き合うことが進行しています。
ナラティブ・ベイスト・メディスン(NBM)とは、
物語りを語り合い、対話を重ねるなかから
生まれ出てくる新しい物語りです。
人間は、自らの体験からある世界観を構築しますが、
それはすでに重要な他者との相互作用からの
影響を受けているものです。
そして、その人の語りはその人の望むものとは
必ずしも一致していない可能性もあります。
ストレスケア・カウンセリンでは、
バランスセラピー理論やホメオストレッチを用いて、
心身の両面に働きかけ、その人が語り直し、
新たな世界観を見出すように援助していきます。
一方、根拠に基づいた医療、
エビデンス・ベイスト・メディスン(EBM)は、
科学的根拠に基づた技法を選択することです。
NBM、EBMとも現代におけるカウンセリングの質を
いかに保証するかという点で共通の目標を持っています。
NBMはEBM(科学分析、統計学)に忘れられた
相談者の固有の体験に語りを通じて焦点を
当てていくことが特徴でもあります。