大股で歩こう!
- 2014.11.22 | ストレスケア
大股歩きは、低・中強度の運動になり、
体力に自信のない人、
運動嫌いの人でも気軽に取り組みやすい。
10分間、ゆったりとした大股歩きするだけで
認知能力が高まると助言すれば、
大股歩きを続けるモチベーションになるだろう。
実行の起点になるのは生命、覚醒、姿勢を
つかさどる脳幹。
ここが刺激されると覚醒し、意識が高まる。
さらに、運動の動機づけをする大脳の基底核を経て、
信号が前頭皮質、運動皮質に届き、筋を動かす。
この脳幹から前頭皮質までの経路が重要で、
このシステムにより意欲が高まる。
つまり、抗重力筋が脳を刺激し、
気分を好転する循環が起こる。
気分は脳内で覚醒を促すノルアドレナリン、
快楽を生むドーパミン、
衝動を起こすセロトニンの作用で生み出されるもので、
その混ざり具合で意欲的になったり、
不安になったり、攻撃的になったりしている。
抗重力筋にはムードを変える働きがあり、
気分が好転し、不安を解消し、抗うつ作用がある。
「ホメオストレッチは健康のためになる」というのは、
心の部分も含めてのことであるのが、
何となくではなく脳科学で実証されている。