ネズミの過労死。
- 2014.03.29 | ストレスケア
ネズミを一本のロープを垂らした水槽に30分入れます。
ネズミは泳げますから溺れたりはしませんが、
必死で30分間泳ぎます。
一日目、30分間泳いだネズミは、
ぐったり寝てしまって55分、起きてきません。
二日、三日と同じように泳がします。
ネズミは、泳いだ後、ぐったり寝る時間が38分と短くなります。
一週間もするとネズミは、
泳いだ後もぐったりと寝ることが少なくなります。眠りは5分程度に
まで激減します。
10日も過ぎる頃には、ネズミ達は眠る事もしなくなります。
スーパーラットが誕生。
これは、ネズミが過重労働に慣れたのではない。
ましてや、体力がついたわけでもないのです。
脳の中にある「疲れのセンサー」は、
危険な状態になることを防いで安全装置の働きをしてるが、
それが、脳疲労のため機能しなくなっているのである。
「ストレスなんて、ないよ!」と語るネズミ君
このように「脳疲労」は疲労の自覚を奪っていきます。
放置すれば、突然死、過労死につながる危険な状態なのです。