12月に「うつ病の前兆を発見する」本を上梓
- 2012.09.30 | お知らせ
12月に「うつ病の前兆を発見する」(仮題)の本を出版します。
うつ病は、人類の歴史と共に歩んできました。
歴史的には、メランコリー(体質的病気)から18世紀にはデプレッショ
ン(落ち込み病)となり、20世紀になると精神医学のクレペリンが登場
して躁鬱病の定義を行いました。
そして、現代は「新型うつ病」というやっかいな症状が現れています。
病気なのか甘えなのか、専門家ですらその判断が難しくなっているのが
現状です。
また、うつ病を広く診断することで治療の可能性は広がります。
しかし、それにより社会全体に混乱を生じることも否めません。
それだけでなく、専門家がうつを容易に診断することで自称うつも増加
しています。
うつと診断された人が、体を鈍らせないためにスポーツジムに通うことは
珍しいことではありません。
現代のうつは、エネルギーが枯渇した状態では説明がつかなくなってき
ているのです。
このように、複雑化している「うつ」を解決するには、うつの前兆を周り
の人や自分自身が気づいて素早く対応すること以外に方法はありません。
出版される本は、自分でうつの前兆を見つけ、そして、速やかに対応す
る方法を紹介していきます。
うつ病は、新しい自分自身への進化を促す機会ともいえます。身体的に
も精神的にも大きく飛躍するチャンスなのです。