ストレス・防衛期
- 2012.01.7 | ストレスケア
ストレスを受けた場合、
一時的なショック相の後にストレスに打ち勝つ抵抗期があり、
ストレスに適応しながら生活をしている。
しかし、生活環境のストレスが持続していると
次第に疲労感と共に自律神経機能の変調や
生体内酸化ストレスの上昇、免疫力の低下、
潜伏感染ウイルスの再活性化などがみられてくる。
この時期はあまり自覚的な症状はみられていないが、
潜伏感染ウイルスの再活性化を抑える目的にて
インターフェロンなどの免疫物質が末梢組織で産生されるようになる。
この免疫物質は脳内でも産生されていることが確認されており、
前頭葉機能の変調が引き起こされ、
抑うつ反応や不安障害、無反応、
引きこもりなどの症状が惹起されるようになる。
この他にも様々なストレス反応を呈する。