真の癒し。リラクセーションの条件
- 2011.07.10 | 自己実現/自己向上
梅雨も明けたようですね。
さて、昨日は福岡本校88回目の卒業生の会でした。
卒業生の会も「有朋会」と名称が変わり、生涯にわたって、
同士、同学、同行の朋として集い、お互いの成長を目的とした
会に発展させていきたいと考えます。
詳しくは、BTUレターでお知らせします。
昨日のつづきです・・・。
「自分は今の会社はいやだ。自分にあっていない。上司が気に食わない」。
つまり、不平不満がたくさんあって、
その会社をやめられたあと、はたしてその人はうまくいくかという疑問を
考えて見ましょう。
思い出してください。
否定した選択からは、なかなか良い結果は導き出せないという事実です。
不平不満を多くもって、会社をやめて、新しい会社に入社しても、
うまくいく人はいません。
なぜなら、否定は怒りの感情になり、怒りは対立を生むからです。
念のために追記しておきますが、怒りのエネルギーで短期的な好転が
見られる場合もあります。しかし、長い期間で見れば、やはり破綻する例が殆どです。
私たちは、何か新しい挑戦をする場合に、過去を引きずっています。
早速、過去について否定的なイメージを除いてください。
ただ、これは心だけでできる問題ではありません。
リラクセーションという状態が不可欠となります。
なぜなら、リラクセーションした身体は、過去を清算することが可能になるからです。
では、リラクセーションとはどのような状態でしょうか。
残念ながら、大半の方たちはリラクセーションの経験がありません。
もちろん、ここでいうリラクセーションとは、
たんに気分がいいとか、寝ている状態とは異なります。
リラクセーション状態とは、
「特定の実習法により得られる独特な心身の状態」を意味します。
では、特定の実習法とは何でしょうか。代表的な実習法としては、
自律訓練法、バイオフィードバック、催眠の3つです。
また、瞑想法、呼吸法も含まれます。
それでは、これらによって得られる独特な心身の変化とは
、自律神経系の変化、脳の変化などを示唆します。
参考までに、ハーバード大学のベンソン博士は
「リラクセーションは時間をとって、努力しなければ得られない」と述べています。
され、このリラクセーションの世界の入り口は4つあります。
その一つ目は、姿勢をコントロールすること。
二つ目は、呼吸をコントロールすること。
三つ目はリズムのコントロール。
四つ目が意識をコントロールすること(集中すること)です。
このリラクセーションの条件をすべて取り込んでいるのが、ホメオストレッチです。
技術を熟達していきましょう。
上達すればするほど、技術の持つ広がりや深さが見えてきます。