被災地のストレスケア活動
- 2011.04.17 | お知らせ
仙台からのメッセージ
ご報告をさせていただきたいと思います。
4月15日、実に35日ぶりに自宅の風呂に入りました。
気兼ねなくゆったりと湯船につかりました。
こんな些細なことが幸せです。
仙台市内は壊滅的被害の場所を除いて今日ガスは全面復旧とのことです。
BSMIの所長から活動のお知らせが送られたと思います。
活動の詳しい内容はお伝えいただきましたので私なりの報告をさせていただきます。
千年に一度の体験を自分がするとは思ってもいませんでした。
生々しい傷跡の残る被災地に行くと、あまりの壮絶さに言葉が出ません。
多賀城、七ヶ浜、石巻、女川、南三陸。特に女川と南三陸は原爆が落ちたのかと思う
ほどのすごさです。
(亘理、山本はまだ行っていません。)
現実のこととは思えない感覚になりました。
その破壊的なエネルギーを体験した人たちはどれほど怖かっただろうか。
ビルの上に船が乗り、建物は破かれたようにぼろぼろになって残骸となり、
車は折り重なってぺしゃんこにつぶれています。
女川のボランティアセンターでは社協のスタッフがいる場所さえ確保できない
厳しい条件の中で皆さん必死で頑張っておられました。
まずは取り組めるところから、そう切り替えて石巻に何度か通ったので、スタッフの
方たちは心待ちにしているようです。
南三陸では「石巻のことは聞いています」と言われとても嬉い思いでさせていただき
ました。
好印象でしたので、次回はたくさんの人に受けていただけることを期待しています。
髪を洗っていないのでと遠慮される方も受けていただき
笑顔になっていただきました。
素晴らしい技術を持っていることを誇りに思っています。
山本、亘理では講師が頑張ってくれています。
信頼関係が出来てきたので土曜日もケアに入れるとの事でした。
土日は忙しいので難いい面もあるのですがさすがです。
東京からもたくさんの方々が来てくださり共にケアが
出来ることが素晴らしいですね。
助っ人に来てくださる方々と久しぶりに会える事も嬉しいことです。
BSMIのチーム力に感謝です。
昨日も新しい避難所に行き、入らせていただくことが出来ました。
次回は21日です。
仕事の事も気にはなりますが、
今は出来るだけ動けるときは動こうと思っています。
近況報告でした。
仙台