ストレス学のエッセンス
- 2011.02.2 | ストレスケア
BTUのホームページのブログが新しくなりました。
その名も「ストレス学のエッセンス」です。
今後とも、よろしくお付き合いください!
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ストレスの緩和法としては、気分転換や寛ぐことが
一般的ですが、ストレスを対処的に回避、逃避、あるいは
黙認するのではなく、より積極的な行動によって、
ストレス因子を人生の成長に役立てていいく
ことが求められます。
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なぜならば、ある事柄に対しての結果であるストレス反応
には必ず原因があり、その原因側には、その人の「認知」
の問題と、「体内環境」の問題があるからです。
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「結果を原因側へ戻し、原因を改善して結果を変える」
これがバランスセラピー学の骨子になります。
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本来、「ケア」という言葉の意味は、「幸福や健康の
決定要素を自分自身でコントロールする」ことを
いいます。
そこで、どのようにコントロールするのかという問題が
重要になります。
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バランスセラピー学は、このストレスケアについて、
次の3点を基軸としています。
まず、第一に自己成長の学
第二にストレスの学
第三にリラクセーションの学です。
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これらの「学」の目的は、自分自身をより高次環境へと
適応させることです。
ここでいう高次環境とは「社会」です。
つまり、私たちが適応すべき対象は社会ということに
なります。
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そして、より高次環境への適応を目指していくことが、
自己成長へのプロセスであり、その志向性が
自己実現となります。
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初回は少し固い文になりました・・・。
「最大のストレスはストレスを知らないこと」であると
いいます。
しかし、ストレス学は「科学的な幸福学」でも
あるのです。
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釈尊は「誰の心も病んでいる」といい、
病んでいるからこそ、
人生で心を育てなくてはならないと述べています。
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人間の行動(心を含む)を研究してくことは、
自分自身を知ることにもなります。
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