肯定するだけで良いのか
- 2019.12.27 | 代表ブログ
否定からは何も生まれない
脳はイメージと現実を区別しません。
また、別の表現をすれば、
脳には「主語」がないとも言えます。
つまり、他者の悪口や批判は、
全て自分に返ってくるということです。
人を攻撃している人の殆どに自己評価が低く、
自己嫌悪に陥るのはそのためです。
だから、否定から肯定への変容を提言します。
でも、この時に少し注意しなければならないことがあります。
それは、その肯定が自分を否定していないかという問題です。
少々、難しい話になりますが、
自己肯定にも落とし穴があります。
自己肯定は未熟な部分や短所は気にせず(蓋をして)、
自分に自信を持ち積極的な態度で、
自信過剰に陥ります。
また、本心で感じている感情と、
口から発する言葉との落差に
違和感があるときもあります。
では、どうすればよいのか。
それは、否定や肯定という価値判断から離れ、
ひたすら自己受容に取り組んでいくことです。