いよいよ新刊「すぐに役立つストレスケア」が8日~9日に発売です。


ぜひ、書店で手にとってお読みください。


以下は「はじめに」の抜粋です。


はじめに


 ストレスケア・カウンセリングは、一般的な心理カウンセ

ラーが行なうメンタルヘルスでもストレスマネジメントでもあ

りません。一口でいうと身体からアプローチしていくカウンセ

リング技法です。



 ストレスによって発生する様々な心理的、身体的問題を改善

させるためには、疲労している脳中枢を活性させることが重要

です。


 まずは脳中枢を活性させ、身体全体のバランスを回復さ

せなければなりません。なぜなら、ストレスは、心の問題では

なく、身体に起きている無理な状態であるからです。



 人間は心だけで成り立っているわけではありません。人間の

もう一つの要素、身体の存在を私たちは忘れています。



 「我々の精神は、我々の肉体そのものである」ドイツの哲学

者(ニーチェ・18441900)の言葉です。私たちの心は、身体

という土台の上に立っています。土台の基礎が傾けば、堅牢な

ビルも簡単に傾きます。これと同様に、心も身体の状態に大き

く左右されます。


 明るい心、楽しい心、前向きな心になろうと

しても、土台である身体のバランスが失われていれば、私たち

の心はイキイキできないのです。



 現代社会がストレスに満ちているだけに、私たちがより幸福

に生きるためには、ストレスを望ましい方向にケアすることに

おいて他にないといえます。



 そういった意味で、本書は単に資格の案内書ではなく、自己

成長を目指す人、広く心の健康や対人関係の改善に関心を持ち、

周囲の人たちのために何らかの役立つことを実行したい人のた

めに書かれたものです。



 ストレスケア・カウンセラーは、人生で誰もが乗り越えなけ

ればならない諸問題をどう考え、どう乗り越えていくのかを助

言し、具体的な解決を目指す専門家なのです。



 本書の前編はストレスケア・カウンセラーの資格に関するこ

と、後編は、ストレスケア・カウンセリングの理論と技法につ

いて説明しています。



 また、学習者の声やどのような活動をしているかなどを語っ

た「生の声」も収録しました。



 本書によって、ストレスケア・カウンセラーについての理解

がなされ、この資格に挑戦する方が一人でも増えることを願っ

てやみません。