自己批判が問題になるのは、

私たちの口癖が私たちの運をつくっているからである。

「予測の自己成就」により、

私たちは自分の発した言葉や

考えていることを自ら体験してしまう。


山登りが好きな人と嫌いな人が

一緒に山登りをした場合に、

同じ体験をしたはずなのに、

その受け止め方により味わう感情が

それぞれ全く違ったものになる。


仮に良い体験をしても、

その人の前提となる認識が違えば、

良い体験として受け止められなくなるのである。


自己批判をするとき、

あるいは他者を批判するときは、

自分自身が傷ついているとき、

自己評価や自尊意識が低下しているときである。



自己評価が高く、自尊意識が高いとき、

つまり、本当の意味でのプライドが

高い人は決して他人の悪口を言ったりしないものである。


自分自身の評価が高いので、

他者に対しても同じように高い評価を

与えることが出来るからである。

   

それでも、時々、私たちは愚痴を言いたくなったり、

他者を悪く言いたくなったりするときがある。

そのときは、「自分自身が傷ついている、疲れている」と

感じることである。


そのうえで、自己評価を高める努力をしていく。

自己評価を高めるには、

言葉について考えることである。

良い言葉、きれいな言葉は、良い心、きれいな心につながる。

そのような言葉を使うことで心を成長させる。


人を害する力を持って、

人を害しないことは最も優れたものである。

という言葉がある。


私たちは悪い言葉を使うことが出来るが、

その悪い言葉を使わないように注意することで、

自己批判をコントロールすることが出来るのである。