先日、届けられた有機野菜の中に、小さな小さな幼虫が入っていました。

はじめは何の虫か不明。

さっそく、長女が室内で栽培しているプランターへ移しました。

プランターには、種から芽を出したばかりの新芽がいっぱいでしたが、その幼虫の

食欲の旺盛さは、プランターを茎だけにしてしまうほど。

とうぜん、成長目覚ましく、居場所の茎が幼虫の重さで倒れるほどに。

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やがて、プランターから脱出して、窓のサッシに移動。なにしているのかと

元の場所に戻しても、やはり窓のサッシへ向かいます。

この虫たぶん、蝶??

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そうです。健気にも室内の暖かさに乗じて、さなぎになろうとしているのです。

そして、見事なさなぎになったところを保護し、さなぎからの変態を待ちました。

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オー! モンシロ蝶だ。

何と運の強い奴。自然界では卵から1%しか成虫になれないのに、

1000キロ以上離れたどこかの畑から箱詰めされて運ばれ、

間違って煮たり、焼いたり、食べられもせず?天敵にも襲われない、

その姿は後光があるかのような威厳に満ちています。

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いよいよ旅立ちです。

この強運の持ち主は、人間どもの存在を気にもとめず、

何事もなかったように、軽やかに冬の空へ飛んで行きました。

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はて? これからどうするのだろう。

いやいや、あの強運です。きっと、どこかの温室で快適に過ごしているでしょう!

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自然の営みは、自ら然らしめる。です!

 

BTU 美野田 啓二