結果よりプロセスを重視

人間の生き方のタイプとして二つあげられます。

その一つは、現実の利益を強調する結果タイプです。

 

二つ目は、結果よりも自分の成長を評価するプロセスタイプです。

もちろん現代社会の競争原理の中では、多くの人が好むと好まざるとに関わらず、

知らず知らずのうちに結果タイプになっていきます。

 

結果タイプは必然的に、勝つか、負けるか。成功するか、失敗するか。

良いか悪いかなどの識別が強まります。

うまく行った場合の結果は、成功に置き換えることができますが、

成功はある意味で偶然の賜物です。

つまり、結果主義の人生ほど危ういものはありません。

 

「人として生まれ、人間として育つ」と言われるように、

人生をイキイキと生きるには、自己成長が必要になります。

自己成長を果たすためには、ある結果に到達することではなく、

そこに至るプロセスに価値を見出していくことが必要になります。

このプロセスを自覚的に生きることを心理学者で深層心理を研究した

ユング(1875-1961)は自己実現と説明しました。

 

だからこそ、プロセスタイプの人は、常に自律的であきらめないという

信念を持ち得るのです。家族関係も然りです。結果を追うのではなく、

そのプロセスを重視することが大切になります。

その働きによって、家族の成員の人間的成長が起きていきます。